富沢教室
生徒の夢の実現のために全力で立ち向かいます。
中学でも高校でも志の高い学校は、入試で長文で記述させる問題を増やしています。ここで言う「志の高い」とは、偏差値が高いというのと必ずしも同義ではありません。考える力のある生徒を正しく選抜し、しっかりと育成しようという志がある、という意味です。
科目が何であれ長文記述の問題は採点が面倒くさい。4択問題や書き抜き問題だけにできたらどんなに採点は楽か。それでも記述で解答させる問題を出すのは、その回答を考え、表現できる力を持つ生徒こそが欲しいからです。偏差値の高い大学付属の人気校の中には、選択問題だけという学校も少なくありません。人気に胡坐をかいているんじゃないかな、と生徒にその学校を勧めていいものか心配になります。
逆に生徒も4択を正しく絞り込めるだけの能力ではおそらく高校受験どまり。そんな学習ではそこから先の未来を切り開く力を培えません。どうやって4択を選ぶか、のような授業では生徒の学力を伸ばせない。出題者の意図を読み取り、自分の言葉で書く力を身につけさせたいと思っています。