富沢教室
生徒の夢の実現のために全力で立ち向かいます。
スタディー・フィールド富沢教室は当面の間休校とさせて頂きます。
在籍して頂いた皆様、ご検討頂いていた皆様にはご迷惑をおかけいたします。
大変申し訳ございません。
再開までの間は募集を停止させて頂きます。
併設しております「ウィニング富沢教室」は継続して学習の場を提供させて頂いておりますので、ぜひ個別部門をご利用下さい。
昨日が富沢中の、今日が愛宕中の定期テストでした。今年は部活が休みになるのも直前、かつ1日でいっきに5教科テストだったので、それなりに準備が大変だったと思います。みんなお疲れさま!
ちょうど2週間後の29日にみどり台中のテストがあるので、みどり台の生徒はこれから本格的に準備しなくてはね。テストが終わった生徒たちは1日、2日リフレッシュしたら、答案返却の3日以内にきちんと解き直しをすること。自分で出来ない生徒は自習室に来てください、待っています。
受験生にとって夏休みは勝負の夏。小6も高3もかわりません。夏を終えて偏差値が伸びているようだととっても励みになるし、逆に下がっていると残った時間を考え焦ってしまう。偏差値はライバルとの差だから、上がった生徒がいる分、下がる生徒がいます。学力自体はあがっていても、ライバルがもっと上がっていたら偏差値は下がってしまいます。
今校舎では夏休みに伸びるために、その土台となる基礎知識の暗記を頑張らせています。英語だったら英単語と熟語、理科・社会だったら一問一答の知識。そういった勉強にもやり方はあって、マズイのが「確認テスト」をその場でしないこと。わざわざテストを作る必要はないので、時間を10分なら10分と決めて、よし覚えた、と思ったら答えの部分を隠して実際に手で書けるのかどうかテストをしてみる。これをやらないと単語や重要語句がいつまでも身につきません。
中学で英語ができなくなるケースの多くは「単語が覚えられない」ことが原因。これは中1の1学期どれだけ手を動かしたか、声に出して読んだか、にかかっています。ひとりでやれる生徒ばかりではないから、保護者や先生がどれだけ面倒をみてやらせたかが英語の出来、不出来を左右するともいえるかもしれません。ここに学力はほぼ関係ない。やったか、やらなかったかです。もし1学期の英語の点数が70点を下回っている場合は、手遅れになる前に単語を覚えなおさないと、ここからさらに洪水のように英単語がやってくるので、英語が苦手なままこれからの6年を過ごす可能性が高くなります。
文法的につまずく最初のポイントはいわゆる「3単現のs」。例年であれば9月のテストはここがポイントになるはず。Tomもmy fatherもthis penも全部3単現というのが中1にはわかりづらい。Doesがついたら動詞のsは取る、ということがわかっていてもうっかりやってしまう…。ここを乗り越えれば、動詞の過去形の不規則変化を覚えられるかが次の関門。その次は中2の後半の不定詞や比較といったちょっと複雑な文法。そこまで英語が得意でいることができたら、ほとんどの場合、高校まで英語でつまずくことはありません。
「前に進んでいる」という確かな実感があれば、どんなに大変な課題でもどうにかこうにかやれるものです。逆にそれがないと、傍目に見れば「5分でできるじゃん」ということも億劫で、なかなか着手できません。どうやったら生徒に「できるようになってきた」という実感を持ってもらえるのかいつも考えています。
自分では気づかないような小さな成長を見つけて言葉にしてあげる、または授業中に指名して答えさせ「ほら、できた」と気づかせる…。本当はテストの数字がバシッとでてくると、すぐにその科目は「得意教科」になったりするのですが。得意だから点数が取れる、の起源には、点数が取れたから俺この科目得意、という意識があります。これ、苦手科目も同じ。周囲の何気ない一言や評価が苦手を作る。7月の模試、受験生たちの自信になるような結果が出て欲しい。
年単位で比べるとあまり気がつきませんが、10年前と比べると中学・高校の定期テストはだいぶ出題傾向が変化しました。いわゆる21世紀型能力とか活用力、思考力というものが問われる問題が確かに増えています。数年前の定期テストを見返してそう感じます。根性で1週間前から暗記を開始する、というのでは昔のように点数は取れないテストになってきています。
「勉強のやり方がわかっていないから、点数がとれない」。保護者の方とお話しているとよくそんな相談をいただきます。それは確かにそうかもしれないが…と、最近つとに思うのは、いやその前に「授業の聞き方ができていないのかも」ということ。肝心の学校の先生の授業がちゃんと聞けていないのでは、と思うのです。原因が学校にある場合と生徒にある場合、色々あるでしょうが、見ているとテスト前になってゼロから覚えようとする生徒もいなくはなさそうなのです。
指示ないからこの科目はノート取らない、とかプリント学習だからノート取らない、たまに生徒の口から聞く言葉。ノートを取る目的は何?…「提出」や「きれいに書いてA評価をもらうこと」が目的になると、こういう倒錯が当然のことになるのかもしれません。ちゃんと聞いた授業内容を後から見返して自分の頭で考える、この当たり前のことを教えてもらっていない生徒もいるようです。
生徒にはノートの余白はたっぷり取るよう指導しています。後から気づいたことを書き込めませんから。また数学であれば間違った計算をやりなおせませんから。こういった部分の指導が大事になってくるな、とあらためて考えています。
できる生徒がつまずき始めるのが小6と中2の2学期~3学期。勉強が急に難しくなるため、今までのようには行かなくなる生徒もいるのです。しかし、これまではわかった段階でできちゃってきたので、「先生の話を聞いていれば充分」と経験が邪魔をする。できなかった経験がないのだから仕方ない。学校や塾の先生も「ここはできるクラスだから」とか「この子はできるから」と思っている。「点数が下がった」と問題が表面化したタイミングは、実は結構症状が進んでいるので、当事者が思うほど回復は簡単ではない。そういった意味で、勉強には健康管理と似たところがあります。
「わかる」と「できる」は別だから、当然塾でも教えた後に実際できるか問題を解かせたり、それを忘れさせないために宿題を出したりするわけです。私がやっているのは、単元の区切りで確認をしても不十分だろうから、一つ教えるごとに質問して、生徒自身の口で説明させてみること。一つの単元が終わるころには忘れている微細なポイントをそうやって押さえていきます。自分の言葉で私の説明を置き換えられる生徒は大丈夫。こういったやりとりは、やがて記述力も育てます。
講師「ミケランジェロの代表作は?」、生徒A「最後の審判」、生徒B[いや、最後の晩餐でしょう?」さぁ、どちらが合っているのでしょうか。今回の中2の社会、多くの学校が「世界史」をテスト範囲に含みます。ルネサンス期の代表作と作者はきちんと資料集の写真と照らし合わせて覚えよう。
同様に大航海時代も必ず出題されるはずです。マゼラン、コロンブス、バスコ・ダ・ガマ…ポルトガル人?それともスペイン人? これも字面だけで覚えても、たぶん得点できません。世界地図と照らし合わせて、誰がどういう海路を通ったのかとセットで覚えないと意味がないでしょう。世界史は学習指導要領の改訂にともない強化された項目です。入試にも直結するはずです。
中学でも高校でも志の高い学校は、入試で長文で記述させる問題を増やしています。ここで言う「志の高い」とは、偏差値が高いというのと必ずしも同義ではありません。考える力のある生徒を正しく選抜し、しっかりと育成しようという志がある、という意味です。
科目が何であれ長文記述の問題は採点が面倒くさい。4択問題や書き抜き問題だけにできたらどんなに採点は楽か。それでも記述で解答させる問題を出すのは、その回答を考え、表現できる力を持つ生徒こそが欲しいからです。偏差値の高い大学付属の人気校の中には、選択問題だけという学校も少なくありません。人気に胡坐をかいているんじゃないかな、と生徒にその学校を勧めていいものか心配になります。
逆に生徒も4択を正しく絞り込めるだけの能力ではおそらく高校受験どまり。そんな学習ではそこから先の未来を切り開く力を培えません。どうやって4択を選ぶか、のような授業では生徒の学力を伸ばせない。出題者の意図を読み取り、自分の言葉で書く力を身につけさせたいと思っています。
受験勉強とは同じ学校を目指すライバル同士が、お互いに見えないところで、より高くレンガを積みあっているようなもの。相手がどれくらい高く積んでいるか見えれば、自分はそれ以上高く積もうと頑張れる…。
でも受験はライバルがどれくらい頑張っているかは見えません。だからこそ、自分がやれるだけの勉強は妥協せずにやらなくてはならない。見えないからこそ、誰も教えてくれないからこそ、です。合格発表の当日にどっちが高く積んでいたのかが初めてわかる。
この事実に気がついていない生徒は多いから、きちんと教えます。当然最終的には実感がともなわないとわからないことではあるが、何度も言葉をかえて話をします。「あいつは頭がいいから」とか「才能が違うから」というのは、確かに当てはまる場合もありますが、半分以上はここに書いた受験の仕組みを知らずに、早々と棄権したい心が言わせているのだと思います。
東京都ははやばやと入試で中3の漢字は出さないなど、各科目の出題範囲を明示しました。数学は三平方の定理が出ない。立体の切断といった定番の問題はどうなるのでしょうか。英語は関係代名詞が出ない。関係代名詞なしで長文が出せるのか、あるいは自作するのでしょうか。ただし、これは公立高校入試の話で、私立は別です。私立・公立両にらみの生徒はどこまで対策したらいいかちょっともどかしいですね。
当塾では学校休校中もなるべく例年と変わらないようにとカリキュラムをすすめ、関係代名詞の1つ前の「分詞」の単元を終えました。中3の英語の肝である後置修飾が本格的に出てきます。日本語では名詞を後ろから修飾するということがないため、慣れるまではどうしても気持ち悪い。しかし英語の長文は後置修飾の理解なしに読むことはできません。目的語を修飾する形はわりとすんなり理解できましたが、主語を修飾する形、つまり主語と動詞に間に形容詞節を抱く形は難しい。これはもうちょっと訓練が必要です。ここをしっかりやっておけば関係代名詞も難しくありません。もっとも宮城県も出題範囲から外すのかもしれませんが…。
ノートまとめをするくらいならどんどん問題を解いたほうがいい、と指導する学校の先生・塾の先生がいます。はたしてノートまとめは時間の無駄、点数には結びつかないのでしょうか。確かに無駄にカラフルにノートを書き直したり、右に書いてあることを左に写したりするだけのまとめなら意味はないでしょうね。また、ノートまとめなしでテスト結果を出せている生徒であればあらためて勉強方法をかえる必要はないでしょう。
私はテスト前にノートまとめをすべきという考えです。理科や社会、あるいは国語で思ったように点数をとれていない生徒は参考にしてください。まず前提としてテスト勉強には2種類あります。「知識を整理する勉強」と「知識を覚える勉強」です。テストの2週間前から5日くらい前までが「整理の勉強」。ここで「覚える勉強」をしても忘れるので効果は薄い。5日前からテスト直前が「覚える勉強」。ここで「整理の勉強」をしてもそれを覚える時間がもうないので無駄です。で、ノートまとめは前者、つまり「整理の勉強」で2週間前から1週間前で完了させるべき勉強なのです。そしてそこからはまとめたものを覚え、実際に問題を解いてみる。きっと効果があるはずですよ。
がんばってまとめたノート。愛着があるから何度も見直せる。どこに何を書いたかまだ記憶にあるから問題集を解く際に参考書になる。「ノートまとめが無駄」なのは直前にそれをやる場合です。自分は今「整理の勉強」をしているのか「覚える勉強」をしているのか自覚して勉強することが学力を伸ばすうえでとても大事です。そしてノートまとめにはもっと大事な能力を育てると個人的には思っていて、それは大人になってもとめられる「編集力」です。教科書とノート、資料集にプリントと覚えるべきものを並べて、どこが大事でどういう順番でノートにまとめるか考えるという行為はかなり高度な思考を要求します。大学や社会に出て、資料をまとめたプレゼンする力を養うことができるはずです。
定期テスト前の日曜勉強会や予習受業の体験生を募っています。小4~中2のクラスをご案内中です。興味をお持ちの方は校舎までお問い合わせください。
022-243-1192
先週は部活動がなかったため、午後の早い時間から中3生が勉強に集まりました。といっても残念ながら前日の確認テストに不合格だった生徒が再テストを受けに来ていたのです。その生徒たちの多いこと、多いこと…。とくに数学の不合格には大変残念な思いでした。叱りたくはないが、叱らざるを得ず授業の空気がだいぶ悪くなりました。休みボケは先週で終わりにして、今週は全員しっかり復習して確認テストに臨んでほしいものです。
大分県、埼玉県などが来年度の公立中学・高校の入試日程を発表しました。例年と変わりない日程で行うようです。いまのところ会場についても言及はありません。多少工夫はするでしょうが、これまでのように学校に集めて一斉にテストをするのだろうと思います。おそらく宮城県他もこれに倣うでしょう。日程が決まれば逆算で多くのことが進み、入試問題の作成も始まる…。どこがでても大丈夫なようにしっかりと受験生には勉強してもらいます。へんにヤマをしぼらず、正々堂々どこから出題されても大丈夫、という状態に仕上げます。
半年前まで見慣れていたはずの学生たちの制服姿が目に新鮮です。朝、新緑のころの日差しを受けて学校に向かう生徒たち。マスクをしてはいるものの目元にはっきりと笑顔がみてとれ、友達とのおしゃべりを楽しんでいるようでこちらも嬉しい気持ちになりました。自粛中よりもきっと生徒は元気になって通塾してくるはず。私も授業準備をしっかりしてよい授業がしたい。気持ちを新たにすることができた7日前の学校再開でした。
教え子の高校生で、高校の部活は楽しく充実しているのですが、運動部のためどうにもこうにも疲れてしまって勉強が追い付かなくなっていた生徒がいました。それがこういった事態になって急に部活もなくなり家で自粛生活です。生活パターンが大きく変わって本人も不安だったそうですが、切り替えがうまくいったようで今では「やっぱり勉強大事っすね、わかると楽しいです」と言っていました。
よくこの自粛中に勉強を頑張り、その遅れを取り戻したものです。高校生になって躓いたら大体そのまま卒業まで行くのが普通です。えらいな、と思いました。本人としてはハードな部活が再開しないほうを今は望んでいるようですが果たして…。この数か月でやっぱりいろいろな価値観が変わったのだな、と思いました。
問題集を解く際に、間違った問題の式や答えを赤ペンで書くのはやめるべきだと思っています。できなかった問題をできるようにしない限り、テストや入試で点数は取れません。赤ペンでキレイに解答を書き写す行為はその本質を生徒に見失わせる恐れがある。なんとなくその問題をクリアした気になってしまいますし、解き直しをする際に答えや式が見えてしまってむしろ邪魔です。しかし先生の中にはそういった指示を出す先生もいるので一概に否定もできません。少なくとも当塾の指導では、そういった行為は禁止し別の勉強方法を伝えています。
中学部は授業前に前回内容の確認テストをしたり、英単語テストをしたりしています。残念ながら全員が一発合格ということが5月はなかった。原因は準備不足です。もっとしっかり備えて授業に臨む習慣をつけさせねば、と私も反省しています。ただし約束した期日にほぼ全員が再テストに来た、そしてしっかり合格して次の授業を迎えることができていた。これは立派。成績はいきなり上がらない。3か月前からやってきたことが「今」につながってくるはずです。
同業の知人や中学・高校の先生とも連絡を取りあい、自治体や学校から生徒たちにどんな指示が出ているのか気にし続けた3か月でした。都道府県で差があるだけでなく同じ仙台市内でも予習課題を出している学校と復習課題の学校がありました。新学年の予習を出した学校はそこをあらためて授業で扱うのかどうか、気になっています。現場の先生方は本当に大変だったでしょうし、学校が始まってからはもっと大変なのだろうと思います。
復習の場合、「作業」になりがちで「思考する」、「試行錯誤する」という力が育たないリスクがあります。かといって予習の場合、うまくやれる生徒がいる一方、躓く生徒もでるでしょう。特にそういった予習型の勉強をやったことがない生徒は大変。「わからない」と声を上げることができる生徒はあまり心配ないかもしれない、きちんとフォローしてもらっていれば。自分でできていないことに気が付かない生徒が心配です。われわれの業界では、生徒の「大丈夫です」を鵜呑みにして失敗させたら、当然それは講師の責任。かつてないほど学力差がひらいた状態で、新学年がスタートすると思って、今からいろいろ備えています。
計算ミスをする大きな原因の一つがノートの使い方です。小学校低学年~中学年の場合、筆算などがとくにそうですが、数字の縦横の列が合っていない。ノートを「メモ」と勘違いしているのか、斜めに殴り書きのように書いてしまっている生徒がいます。また、低学年の時に充分練習してこなかったのか文字のサイズがバラバラ、0なんだか6なんだか自分でもわからないような表記になっている、結果、自分で視認できずに間違うというケースがあります。また不規則な文字サイズや線のはみだしは、見ていると集中力を分散させます。1問やってはボーッとしてしまう、という生徒は大変だけれど低学年の頃の「丁寧に文字を書く」というところからやり直したほうがいいかもしれない。
中学年~高学年、そして中学生でよくあるのが分数を1行の中に納めて書いてしまうケース。約分なんかするともう数字が見えなくなります。まるまった鉛筆なんか使っていると半分くらい計算ミスをするのではないでしょうか。計算の数字は大きく書くべき、私はそのように指導しています。中学生で「方程式の計算がどうしても合わない」という相談がたまにありますが、原因が小学校の頃の分数にあることが多いです。でも生徒は「方程式が…」と思い込んでしまうんですね、今そこでミスが出ているから。そうやって思い込みで算数・数学ができなくなってしまわないよう小学生の指導は中学生以上に気を遣います。
3カ月学校が止まっていたので自分のペースでしか勉強できない生徒が増えているのではないかと心配しています。自分のペースで勉強するというのはとてもいいことですが、周りのスピードにもある程度合わせられないのは問題です。塾にも集団指導と個別指導がありますが、集団のいい点を一つ上げるとすればそこにある。「勉強ができるあの子はもう解き終わっている…自分も頑張らなきゃ」とか「やった!自分だけ全問正解だった」とか、周囲を見ることでよい危機感を抱いたり、自身を持ったりすることができる。結果、自分一人では望めなかったような成長ができる。学校が始まったら、しっかり周囲に取り残されないように気を張って授業に臨んでほしいです。
「今日は何を勉強しようか…」と考えながら、何の気なしにスマホや漫画に手を伸ばしてしまう時間がもったいない。学習計画を立てずに、その日の思い付きや気分で勉強しようとする受験生は少なくないです。大学受験生でも。思い返せば自分がそうだった。できる子との違いはそんなところにあったなんて当時は思いもしませんでした。ただ「頭の出来が違う」なんて根拠のない都合のいい言葉に飛びついていたのを思い出します。
今年のような年は例年以上に計画を立てる力が問われる。計画とは逆算でないと立てることができないが、その逆算が非常に難しくなっているからです。受験本番までの何を覚えなくてはいけないのか、何は習っていて何を習っていないのか、そして習っていることの中でできないままにしていることは何か。受験学年の生徒の多くはこの部分がメチャクチャになっている(されている)はずです。がむしゃらに勉強し散らしてはダメ。普段の問題集に〇と×をつけているように、まずは習った単元に〇、×、△をつけて見える化してから「6月はこことここの×をやろう」と計画を立てよう。
ゴールデンウィーク明けから自習室を利用する生徒が少しずつ増え始めました。距離は十分にとってもらいますがお友達を連れてくる生徒も出始めました。「うちの塾よりも静かで集中できた」と言ってもらえたのが嬉しかったです。社交辞令もあるでしょうが、自習環境は力を入れて整備してきたので、嬉しかった。通ってくれている生徒に絶対損はさせてたくないのです。
〇授業で学校範囲にとどまらない質の高い授業を受けてもらう。
〇自習室はどこで学習するよりも集中できると感じてもらう。
〇質問対応と提供するプリントはどこの塾よりも手厚く。
ここは絶対に負けないように日々努力しているつもりですし、今後も努力を続けていきます。
ここ数年の高校生の定期テストの問題をみると、偏差値が50後半の高校は、英語や国語の問題がほとんど教科書外の初見の英文や論説文になってきました。10年位前であれば偏差値が65くらいの学校でないとやらなかったことのように記憶しています。中学時代はトップクラスにいた生徒も「終わらない」とか「習ってないし」なんて泣き言を漏らすことも珍しくない。
この流れは中高一貫校の中学部に行き、いよいよ公立の中学にも降りてきています。意識の高い中学の先生は教科書からはあまり問題を出さなくなってきている。こうなると「定期テスト勉強」は有効性を失ってきます。普段の「勉強」がもの言う。だからむしろ普段の勉強がきっちりやれていればテスト前の勉強時間は減るんじゃないかな、そんな方向にこれからの勉強は向かっている気がします。「覚えればなんとかなる」ではなんともならなくなるという方向です。
ふつうの年だと2学期の中盤くらいになって学校ごとのカリキュラムの消化具合が気になってきます。例えば中3は「受験までに本当に教科書終わる?」と毎年どこかしらの学校や学年が気になる。特に社会。歴史と並行して公民を進める先生もいれば、歴史を終わらせてから公民を始める先生もいる。その公民も、教科書どおりに政治→経済と進めず、経済から始める先生もいて、模試を受ける生徒が苦労をする学校もある。今年はいったいどうなるのやら、と今から心配です。通ってくれている生徒は状況を逆手にとれるくらい、しっかり社会を指導するつもりです。
今春の高校入試は社会が難化しました。では来年度はどうか。これ以上難しくはならないでしょうが、簡単にもならないでしょう。理屈を知ってこその暗記ですが、ある程度暗記してないと理屈も入ってきません。中3の授業では6月からちょっと厳しめの重要語句テストを開始していく予定です。
今春の高校入試は社会が難化しました。では来年度はどうか。これ以上難しくはならないでしょうが、簡単にもならないでしょう。理屈を知ってこその暗記ですが、ある程度暗記してないと理屈も入ってきません。中3のp授業では6月からちょっと厳しめの重要語句テストを開始していく予定です。
【重要】5月11日以降の授業について
在籍生・保護者の皆様へ
宮城県の休業要請が解除されたことを受け当塾は、お子様および従業員の安全を第一に感染防止の対応を行いつつ、5月11日から通常通り授業を再開させて頂きます。
今後の授業再開における各対応につきましては、教室からご連絡させて頂きますので、
何卒ご理解・ご協力の程、宜しくお願い致します。
SFG
在籍生・保護者の皆様へ
2020年 4月21日に宮城県からの休業要請発表を受け当塾は、お子様および従業員の安全を第一に考え、下記期間を全教室休校と致します。
期間:全教室4月24日から5月7日まで
この期間中はお子様1人1人の学習状況にあわせた課題を配布しております。
5月8日以降にお通いの教室に課題を提出することになっておりますのでよろしくお願い致します。
今後、情勢の変化に応じて対応に変更が生じましたら、改めてお知らせ致します。
また5月8日以降の対応につきましては教室よりご連絡させていただきます。
何卒ご理解・ご協力の程、宜しくお願い致します。
SFG
日本の学生の読解力が低下しているというニュースが数か月前にありました。「スマホやゲームの影響で短文しか読まなくなったから」という分析もありましたが、確かに2行や3行にわたる文が読めない、1行で端的に書いてある文しか理解できない、そんな生徒は増えているかもしれない。
学校の教科書もLINEやゲームのように1行ごとに改行してあればいいのですが(笑)。残念ながら学生は30年以上かわらず、そんなに面白くも分かりやすくもない文章を忍耐強く読まなくてはならない、とくに高校の教科書は。だから読解力を養ってこなかった生徒は世界史でも物理でも「?」が出始める。これはその科目が苦手だからではないかもしれない。そもそもの国語力が限界に達しているのかもしれません。
考えなくとも向こうから誘導してくれるテレビやゲーム、動画といった娯楽ではなく、考えて自分の手でページをめくらないと進まない「読書」は本当に大事。これは高校生になってあわててやってもどうにもならない。幼いころからの習慣が何年もたってから花開くのです。
伸びる生徒にははっきりとした特長があって、それは「素直さ」を持っていること。大変失礼だけれど、はじめは「何も持っていない」と思わせる生徒がグングン伸びていき驚かされた、という経験を若いときに何度もしました。私自身が未熟だったということもあるのでしょうが、今思ってそういう生徒さんたちに共通していたのが「素直さ」です。変なプライドやこだわりがないから、吸収力と修正力がものすごく高い。逆に言うとはじめ学力が高くてもこだわりが強く、もらったアドバイスの一部しか取り入れられない子は伸びがとまることがある。どこかで頭打ちになった場合、自分の性格と向き合い矯正していく努力がどこかの成長段階で求められることになります。
「空間に働く力」というものがある。「みんなが集中して勉強している…。なんだか休憩しづらいな、自分ももう少し勉強するか!」という、塾の自習室ならではあの空気感です。一人の状態で5時間勉強できる生徒は限られます。しかし、みんながやっているから自分もやらなくては、と思ったのにやれない生徒もまた同じように限られます。みんながやっているから自分も頑張る!ほとんどの生徒はそうやって頑張るのです。安全には万全の対策をしたうえで、生徒の活気とやる気があふれる学習空間を作り、生徒の成績向上を果たしていきたいです。
英検の取得に力を入れています。学校が止まっている今なんて自主的に英検の勉強を進めるチャンスと言えばチャンス。わが教室では中3生の半数が2年次に3級を取得し、卒業までの準2級を取っています。英語が得意でない生徒でも3級はしっかり取らせて卒業してもらう。スタディー・フィールド富沢教室の英語指導は公立中学の内容に+α。中高一貫校の生徒たちに負けない学力をつけてもらいます。
正しい勉強のやり方を教わっている生徒は、実は多くない。中学1年の入学時や小学生のときにそういう指導をくれる先生に出会った生徒は幸運かもしれません。受験生となる中学3年生たちには模試のとき直しのやり方を伝えました。言われたところでなかなか手が動かないだろうから、過年度の先輩のお手本を教室に置きました。「どうやればいいかわかならない」とは言わせませんよ、「こんな風にやりなさい」です。ちなみにこの生徒は地道に自分の苦手をつぶしていき、偏差値を10以上上昇させました。後輩に勇気を与えるとき直しノートです。
「勉強のやり方がわかっていないのかも?」という相談を保護者の方からよくいただくことがあります。数年前は確かにそういう場合が多かったのですが、最近は実は勉強のやり方以前に「学校の授業がきちんと聞けていない」から成績が伸びない、というケースが増えている印象があります。
原因が学校にあることもあれば、先生にあることも、また生徒さんにあることもある。いずれにしても肝心の毎日の授業が聞けていないようでは、週に1回や2回の塾の授業は焼け石に水。生徒にはとにかく学校の授業をその日のうちに理解していくことを徹底させたい。ノートがきちんととれているかがそのバロメーターなので、ノート指導にはこだわります。
あくまでも一般論ではありますが、中学2年生までの勉強が「志望校の上限をあげる勉強」、中学3年生の勉強は「合格率をあげる勉強」です。中学3年生になって志望校をあげる、ということは、難しい学校にチャレンジするわけだから合格率は下がるということです。中3の夏以降は偏差値はなかなかあがりません。偏差値とは学力ではなくて「人との差」だからです。みんながみんな一生懸命勉強する夏以降は、学力は伸びても差はつかない。もし差をつけたいのであれば、人が歩いているうちに走ってしまうことです。そういうことを早いうちから言葉を変えて何度でも生徒には伝えなくては、と思っています。
教え子のなかには東京大学の生徒になっていった生徒が数名います。もちろん私の指導が…ということではなく、本人たちが非常に優秀だったからです。そんな彼らに教わったことがあります。それは「一冊の教科書、参考書をボロボロになるまでやれ」ということです。言い方がよくないですが、中途半端な学力の生徒はたくさん参考書をやり散らす。それに対して本当に優秀な生徒は1冊の参考書(だけ)を何度も暗記するまでやりこむ。成績が伸びないのは使っている参考書や問題集が悪いから…ではないのかもしれない。勉強ができる生徒はどこかの段階できちんと謙虚さを身につけているんだなぁ、と思わされたエピソードです。
公立小中+スタディー・フィールド富沢教室>私立小・中高一貫校、という信念で学習指導をしています。学校内容はなるべくであればできて当然、それに+αのことを学んでもらいたい。学校の算数は簡単だけど、塾で受験生が解くような問題を少しやってみた、とか、文学作品を読んで少しだけ読書に興味が持てたとか、そういう経験というか感触を子供たちにもってもらえたら…。中学部の理科や社会も、なるべくストーリーを意識した授業で生徒の興味を喚起できるように日々工夫しています。生徒たちに伝わっているといいのですが。
「津でしたっけ?いや、大津だっ!」…。中3受験生の社会は今の時期、世界の主要国のテストと都道府県・県庁所在地テストからスタートです。残念ながら生徒によっては中3まであやふやなままで来てしまっている生徒も少なくない。小学生の時に完璧にしてしまっている生徒にとっては楽なものですが、そうでない生徒は大変。しかしここで覚えなかったら受験がどうのという話ではなく、大人になって恥をかくのでやりきってもらう。本講座も学校が明治時代で止まっているので、近代史を進め早めに公民に移る予定です。
今の様子を見ている限り、生徒たちの勉強をどうするかの問題も、きっと現状を追認していくだけに終わるのかなぁ、と思って不安になります。現場の先生たちも明確な指針がぎりぎりまでなく大変だと思う。プリントや課題を配布しただけの家庭学習を履修修了として認めるというのも乱暴な話ですが、残った期間で3月からの休校分を詰め込むというのも難しい。その間地道に勉強を進めていなかったのが悪い、でうやむやになっていくのではないかなと思っています。私も、まずは受験生たちをどうやって勝たせていくのかを考えますが、なかなか難しい。やっぱり夏休みと冬休みが重要な期間になる。生徒たちは本当に大変ですが例年よりちょっとハードな学習計画を立案中です。
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先日の3月4日に中学3年生は高校入試も無事実施され、いよいよ塾では新学年としての授業がスタートすることとなります。スタディー・フィールドグループ各教室での今後の対応について、お知らせ致します。
宮城県内での感染状況、塾生・保護者様からの多数のご意見など、さまざまな観点から総合的に判断した結果、先日お知らせしたように3月中の授業は継続して実施させて頂く事としました。また、保護者様から頂いた多数のお声を鑑みた結果、開校時間につきましては、地域・教室によって異なりますので、各教室にお問い合わせ下さい。
なお、授業の実施につきましては、講師・お子様の衛生管理を十分に行った上での実施となりますので、ご家庭のご協力、ご理解をお願い致します。 詳しくは下記「感染防止への対応」を参照ください。
3月中に予定しておりました、「共通選抜模試」「保護者会」等に関しては延期・中止とさせて頂きます。詳細決まりましたらご連絡申し上げます。
お子様の健康管理を考慮しつつ、お子様の学びに少しでもお力になれればと存じます。今後も変わらぬご支援のほどよろしくお願い致します。
~感染防止への対応~
○来塾のときはマスクの着用など感染予防にご協力ください。
○検温をし、発熱がある場合には来塾をお控えください。
○教室に入室をした時は石鹸による手洗い、うがいの感染予防にご協力ください。
○各教室のアルコール消毒の継続、換気を今まで以上にこまめに実施致します。このため教室が一時的に寒くなる場合がございます。セーターなどの防寒着を多めにご持参ください。
○コロナウィルス以外の風邪やインフルエンザなどで発熱やそれに準ずる症状がみられる場合には来塾はお控えください。またその後の対応については医師の指示に従ってください。
○万が一、お子様やご家族様がコロナウィルスに感染が判明した場合には教室までご一報をお願い致します。
教室がコロナウィルスの感染源、拡散場所にならないように対策を講じて参りますので、皆様のご理解、ご協力の程をよろしくお願い致します。
○来塾のときはマスクの着用など感染予防にご協力ください。
○検温をし、発熱がある場合には来塾をお控えください。
○教室に入室をした時は石鹸による手洗い、うがいの感染予防にご協力ください。
○各教室の換気を今まで以上にこまめに実施致します。このため教室が一時的に寒くなる場合がございます。セーターなどの防寒着を多めにご持参ください。
○コロナウィルス以外の風邪やインフルエンザなどで発熱やそれに準ずる症状がみられる場合には来塾はお控えください。またその後の対応については医師の指示に従ってください。
○万が一、お子様やご家族様がコロナウィルスに感染が判明した場合には教室までご一報をお願い致します。
○今後行われる予定のイベントや行事は状況により中止になる場合があります。予めご了承ください。
○当面、各教室は通常営業を実施致しますが、状況により休校になる場合があります。その場合には改めて電話等で皆様にご連絡させていただきます。